阿須地区ソーラー視察

先日話題となっている飯能市阿須ソーラーを見てきた
暇だった1月2日に一人で自宅からハイキングののりで行ったもののわからず
Google をつかっているのだが入口が分からない、サッカー場を突っ切ればいけるのであるが、入り口には関係者以外立ち入り禁止の立て看板があり
正月早々のゴタゴタは、縁起がわるいのであきらめた(3万歩もあるいたので疲れていた事情もある)
先日詳しい知人に道案内をお願いして実現したもの

小職は現在では原発反対派
カーボンニュートラルには原発は必要と思ったが、3.11の福島原発事故を機に「人は原発を管理できない」と感じ、考えを改めた(小泉元総理に賛同)
原発は自然災害は勿論テロ組織に狙われたら取返しができないリスクを包含している
原発がなくなれば日本経済に大きな影響があるので、長期的な計画に基づきゼロにするべきだ
日本は唯一の被爆国、福島原発事故の教訓もあり、これ以上「核の被害」はごめん被りたい
原発に代わり太陽光、風力を利用した自然エネルギーの活性化利用は必要と考えている

話を戻すと、飯能のメガソーラーは自分が当初イメージしたよりも狭い、もっと広いかと思った
その理由は小職が中国でみたソーラーは、とてつもなく広い
平面はもちろん山々にもソーラーの一色
あれこそがメガソーラーであって「発電効果があるな」が中国での印象
以下、阿須ソーラーに対する小職のコメント

【1】 定性的と定量的成果物
山歩道を挟んで両サイドにソーラーが設置されている
北向きが多いので非効率と巷でいうが、パネルは南を向いており違和感はない
ただ、中国の場合平地をメインにソーラーを設置、平地を囲む山々にもソーラーを設置していたので、主流はあくまで平地であった
あえて平地のないあの山にソーラーを設置する大義名分はなんなのか
また定量的にはカーボンニュートラルにどの程度貢献しているのだろうか

【2】 低賃料で事業者に市有地を貸与している件
当該ソーラー事業のスキームを成立させるためには、市有地賃料を安くする必要があったのだろう
小職は前職でソーラー事業に係る出資状況を監督する部門にもいたので、この辺の事情は理解できる
本来想定していた電気販売価格が下落した場合などを想定して、出資元本確保のためいろいろなリスクヘッジ手段が契約書に盛りこまれていた
行政側が事業者からのこうした条件を呑むには、定量的、定性的成果物があって判断したのだろう
行政側の決裁書をみてみたいものだ

【3】 至るところに「禁止」の立て札
(1)管理地立ち入り禁止、監視カメラ設置の立て札多し
カーボンニュートラルに貢献しているのであれば、本来市民は勿論世間にアピールするべきである
どこに阿須ソーラーが設置されているのかわからなかった
道案内図を設置して市民が気軽に足を運べるようにしては如何か
禁止の立て札よりも、これだけカーボンニュートラルに貢献しているとかの立て札を設置するほうが、事業のイメージ向上には良いと思う
(2)ソーラーには関係ない話であるが道路を挟んでサッカー場入口の前に娯楽施設があり
そこでも●●関係者の駐車禁止、●●関係者のトイレ利用禁止の立て札を目にした
サッカー場に駐車場またはトイレ施設がないのか、あるいはどういう事情で禁止の立て札を掲げるのかわからないが、近所なのでトイレぐらい貸してお互い助け合えばよいのではと思うが、総じてこの辺一帯が「禁止」「禁止」の文字である
気分が暗くなる

【4】 気になった点
ソーラーパネルは永久ではない
どこの国の製品か知る由もないが、中国製のパネルは安価であるが劣化もはやい
将来的にソーラーパネルの入れ替えか、または事業の廃止、そうなれば原状回復で市に賃貸した土地を返却するのか、事業廃止または契約期限到来時のソーラーと土地の返還条項が契約書にどううたってあるのか、是非見てみたい

【5】 独り言
前職のことで恐縮であるが、金額にもよるが長期事業案件の場合(除く上場株)財務、法務、リスク所管各分野の担当者、専門家を揃えた投資委員会に案件が図られる
財務三種の神器であるB/S、P/S、C/Fは勿論、リスクの所在とそのヘッジ手段、定性、定量効果、成果物をみて、事案の可否が審議され、その後はその後取締役会に上程される
飯能市ではこの種の再生エネルギー事業は初めての試みであったと思うが、果たして行政の投資検証のプロセスは如何であったか
契約書及び関係資料を見ていないのではっきりとは言えないが、現場をみた限りでは当該事案はスケールメリットもなく、成果物が見えない(失敗)事案
やってしまったものは仕方ないので、納税者の立場から見れば再発防止策が必要と思料する

最後に契約期日到来時の約定は、契約書にどう記載されているのか、「気になる点」で述べた通り心配するところである

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