現在日本語学校で外国人に日本語を教えています 海外勤務が長い小職でもネパール、ミヤンマー、スリランカとなると門外漢であり、異文化交流の重要性を再認識することがあります 生徒は、日々漢字の習得に悪戦苦闘しています 日本人なら苦労なく漢字が書けますが、彼らにとっては未知の言語です 指導するとき時々このような簡単の漢字がなぜ書けないのかとイライラすることがあります ただ一歩下がって、よくよく考えてみると自分がかれらの言語をかけるのかと自問したところ書けない 例えば、日本語の「こんにちは」 ज्वजलपा ( ネパール語) မင်္ဂလာပါ(ミヤンマー語) ආයුබෝවන් (シンハラ語)です(本当に書けません、よめません) 今では時間をかけて、忍耐強い気持ちをもって指導することにしております またある日のことですが、授業中おしゃべりしていたネパールの生徒を注意したところ「チェッ」と舌うちをされたので、その態度は教師に対して失礼だと強く指導したことがありました ベテランの教師にそのことを相談したところ、ネパール人の舌打ちは、自分がミスをして「しまった」「やってしまった」と気持ちを表す時に発するしぐさとのことでした これは驚きの事実でした この習慣をしっている日本人は限定的と思います 彼らを日本の生活習慣に馴染むまで、漢字習得と同じように忍耐が必要で、日本の慣習を教えていかねばならないと感じました 同時に日本人は彼ら、彼女らの異文化習慣を知る必要があります 今後とも皆さんに異文化接触を紹介していきたいと思います