日本財政危機
日本の財政に関する私の考えです 一言でいればこのままでは国は破綻します 2024年度日本のDGPは609兆円、借金にあたる国債の発行は1,129兆円、およそGDPの2倍にあたります 先進国だけでなく世界的にみても日本の借金の多さは群を抜いています 来年度予算では発行した国債の利払いだけで14兆円、元金を含めると33兆円 一般会計予算が約120兆円ですので、予算の約30%が借金返済に充てられることになります 個人生活に例えるなら10万円の手取りで3万円を借金返済に充てなければならないことになります これでは生活は苦しいです また2025年での国債の利率は2%で計算していますが、2026年度では2.6%と財務省は見込んでいますので利息が30%上昇となります これは2023年3月の国債10年物は0.4%(年利)ですが、現在では1.75%とここ2年半で急上昇しているからです 消費税を減税、廃止となれば、国は資金調達のため国債を発行し国の借金が更に増えることになります そうなれば、日本国および日本円の信用がなくなり、円を売る動きが加速、円安となります。輸出企業は儲かるかも しれませんが、国民の目線でいえば、生活に必要な輸入物が高くなり物価が高騰、日銀はそれを抑えるため金利を上げざるを得ません 悪の循環のはじまりになります 財務省を「ザイム信教」と言って悪の権現のように喩する評論家もおりますが、もはや国債は日本経済の立て直しの能力はありません これ以上国債に頼ることは、次世代に大きなレガシーを残すことにもなります 次回は飯能の財政について掲載したいと思います